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2017年08月22日 [光触媒]

光触媒の応用技術ー成功と失敗ー1

シリコーンは興味深い高分子です。岩石やソーラーパネルに代表される硬い3次元高分子から、シリコーンシーラントに代表される最も柔軟性に富む高分子まで、基本的にはケイ素と酸素の交互重合を基本骨格にしています。・・・なんでこんなに性格の極端に違う高分子が同じ元素から生まれるのか!??実はそのカギはケイ酸化合物の縮重合性向にあります。ケイ素と酸素の化合物は、つぎつぎと反応して高分子を作る傾向が強いのですね。だから地上の岩石は形成されたという説もありますが・・・・・
近代に至ってそこに割って入ったのが有機シリコーン!!ケイ素と炭素の直接結合は人間が作り出した人工的な結合ですが、反応性はそれで終了!つまりそれ以上反応が進まない、ケイ素のストッパー役を演じています。ケイ素が立体的に反応するのではなくて、2次元的にしか伸びない、でもビよーーンと伸縮するけったいな高分子が登場しだしたのはこれのせいです。
化学的には双方とも安定ですから、一見光触媒用のバインダーとしても適しているように思えますが、そうは問屋が卸さなかったのが悲劇の始まりでした。
シリケート構造

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