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機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術

新着情報

2025/09/30

琉球大学との共同研究

格段に防カビ滅菌効果を高めた次世代型光触媒コーティング剤の開発でこの度当社と琉球大学は共同開発研究を……… 続きを読む


ブログ

光触媒で悪臭の発生源を断てるのか

2025/10/12

光触媒で悪臭の発生源を断てるのか

最近あるお得意様から孤独死物件の室内施工で臭気がごく短時間で解決したと感想と画像が寄られました。さすがに画像はシュールなので掲載は控えております。
ヒトに限らず生物とくに動物由来の臭気は排泄物も含めてほぼすべてタンパク質の分解によるものです。動物性タンパク質の構成元素をザクッと比率で示しましょう。このうちとくに窒素と硫黄がタンパク質の分解とともに臭気の強いガスに変化します。代表的なガスを例示しますと
たとえば1kgの動物性タンパク質が完全分解されると窒素ではアンモニア換算で280リットル、硫黄では硫化水素換算で15リットルの有毒臭気ガスが発生することになります。これは光触媒の消臭機能で処理可能なのかちょっと計算してみました。PIAJの性能判定基準に上記のガスはいずれも規定がないのでアセトアルデヒドの判定基準を代用します。
0.17μmol/hrとはちょっとプロ過ぎてわかりにくい数値ですがたとえば6畳間の壁面全面にこの光触媒を塗布して強い光を当て続けると1時間にこの6畳間で0.025リットルのガスが処理できます。上の仮定で発生したガス合計295リットルを処理するのに11800時間=491日かかります、光を当てたままで。実用的ではないですね。
他方、タンパク質を分解する細菌&カビを見てみましょう。この表の嫌気性菌以外は身の回りのどこにでも存在してタンパク質分解の機会を探しています。逆に言うと、これらを除去(殺菌)するとタンパク質は分解されず、従って臭気ガスも発生しません。このお得意様の「臭気がごく短時間で解決した」というご感想はこの菌やカビの除去機能によるものだとわかりますね。
光触媒の消臭効果を実用に近づけるためにはガスそのものの分解だけでなく、というかそれ以上に殺菌機能が重要だということが明白になった現場でした。


光触媒の説明マンガ

2025/09/12

光触媒の説明マンガ

世はアニメや動画の時代となり、文字ばかりの論文や説明書は誰も深く見ない、読まないのが現状です。そもそも文字というのは古代の祖先が意思疎通のために発明した道具ですので、現代の意思疎通ツールとして我が国が世界に誇るのがマンガ&アニメだとかねがね感じていました。そういうことで今般から積極的にマンガで情報発信することにしました。その第1弾です。


各種応用例(ソーラーパネル)
ソーラーパネル
かんたん施工でも降雨に曝される屋外屋根部分でセルフクリーニング機能を発揮し続けますが、乾燥状態でのホコリ汚れも防止できる機能も特異的な特長です
最新情報(レジオネラ菌対応)
光触媒コーティング剤として史上初めて公的機関でのレジオネラ菌滅菌機能の証明書をいただきました。この菌の撲滅には非常に高い耐水性も求められていますが、それも楽々とクリアしておりますのでご安心ください。
各種応用例(水槽の藻抑止)
光触媒機能自体に加えて、とてつもない耐水性が要求される分野でも続々と応用範囲を広げています。専業メーカーと共同開発しております。

常に最先端のフッ素施工・光触媒&電気化学技術をご提供します!

常に最先端のフッ素施工・光触媒&電気化学技術をご提供します!
20年以上にわたり光触媒コーティングの先進的な開発に携わってきました
防カビ、漂白、殺菌、塩害防止、防錆、中性化防止等の能動的な機能をコーティング膜に付与することが得意中の得意です。
現在この機能は主に光触媒を用いて出していますが他の化学現象も実用化準備中です。
施工がかんたんで耐久性が良好でしかもそこそこ低廉な価格であることに心がけています。
これらの問題で悩んでおられる日本中の皆さんにぜひ使って頂きたいです。ブルネイ大学
当社の特徴
ベンチャーファンドからの投資を受けました
FVC
3度にわたる厳格な審査の結果、有力投資ファンドであるミライドア社(旧社名フューチャーベンチャーキャピタル)から出資を受けています。上場ファンドを株主としてお迎えしたからにはIPOに向けて全力を尽くしたいと思います。
きれいJAPAN活動に積極的に貢献します
きれいJAPAN
今年から始動した光触媒工業会のきれいJAPAN活動に当社も懸命に尽くします。セルフクリーニングは先輩会社がすでに関与されていますので
1.完璧な防カビ機能による景観保持
2.比肩なきコンクリートの保護機能による景観保持
3.鉄鋼の効率的防錆による景観保護
を重要ポイントとして活動します。宜しくお願いします。
セルフクリーニング系の特許を取得しました。わかりやすい解説をYouTubeにアップしておりますのでご覧ください。
親水性に関する久しぶりの基本特許です。当社が多用しているNafionは光触媒反応に強靱な半面、環境に放置するとCa2+やAl3+等の多価金属イオンと結合してアイオノマーを形成して親水性が失われます。そこで親水性の発現を完全に光触媒に負わせることでこれを克服し「高くて永続的な親水性」「膜厚依存が低く良好な作業性」と「コストダウン」すべてを可能にしました。光沢の変化も殆どないので自動車ボディーへも適用できます。
また、この度(財)関西文化学術研究都市推進機構から優れた先進的特許というお墨付きを得ました。光触媒としてははじめての快挙です。権威ある機関から用途や得意先まで提案されて身に余る光栄です。けいはんな
詳細情報
Nafion型光触媒コーティング剤の誕生秘話を披露しています。青年時代から信奉するポアンカレの法則にまったく従った発明でした。自分の成功体験を踏まえて、若い技術者、研究者には「できるだけ専門外の人達と交流して情報交換するように」と忠告しています。そういう私も日々実践しいます。
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