打ち放しコンクリートと光触媒塗料に関するブログです | 株式会社ケミカル・テクノロジーは打ち放しコンクリートと光触媒塗料をご提供致します。

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機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術
ブログ
2018年09月19日 [光触媒]
タイ最大の打ち放しコンクリート建造物(・・おそらく世界最大)であるRAJAMANGARA国立競技場に採用を前提として打ち放しコンクリート補修工法と防カビ光触媒の試験施工をする機会をタイ当局から与えられました。国立競技場1日本のオリンピック競技場をヒト回り大きくした規模です。熱帯の打ち放しコンクリートなので随所に劣化の跡が見られます、まだ築20年なのですが。
セメントモルタルの醜い補修跡が夥しくあるのですがそこはもちろんINSITU調色でJIS基準で正確に合わせたフッ素樹脂でパターン付けして目立たないように。国立競技場こんな現場調色技巧を持つ日本の職人さんが少なくなったのは寂しい限りですがタイ人の職人さんは飲み込みが早い!打ち放しコンクリートは吸湿性が高いので当然カビの巣窟になりますから抜本的対策として高圧水洗後に防カビ光触媒を塗布しました。ローラー1回塗りですからその簡便さに当局関係官も驚かれていました。国立競技場2INSITU調色の模範演技は不肖北村がしましたが「年齢に抗っている姿が凜々しい」と褒めたれているのか貶されているのか判らないコメントを頂戴しました。国立競技場4・・・ちなみに髪の毛のことではありません。

2018年09月14日 [光触媒]
光触媒塗料のような不揮発分の低いサラサラの液を塗布するときにはあまり問題ではないのですが、吹き付け材や弾性防水剤のように垂直面に厚塗りをしなければならないときの重要な性質として「チキソトロピー性」(略してチキソ性)という用語を聞かれた方は多いでしょう。
具体的には「混ぜる間は粘度が低く、混ぜるのを止めると粘度が高くなる現象」です。
チキソ性
この性質がないと厚膜に塗ればダレてくるので壁面に施工するにはとても手間が掛かります。方法としてはレオロジーコントロール材に属ずる顔料を樹脂や溶剤に対してかなり高い比率で配合するのですが、この顔料はできるだけ真円ではなくいびつな形状がいいとされています。
これによりノズルの先から出て壁面に固着するまで(混ぜている間)はサラサラなのでスプレーしやすく、壁面に固着すると(混ぜるのを止めると)粘っこくなるので一度に厚膜を形成するのが楽になります。
吹きつけ風景
レオロジーコントロール材には耐候性に難点があるものが多いので仕上げ用途の塗材に使うには注意が必要です。塗料のダレでお悩みの方はご連絡ください。・・・サラサラの光触媒塗料をダレずに塗布するためには別の現象が必要ですが、これはまた別の機会に。
ちなみに地震による液状化もこれとほぼ同じ現象ですから(私見ですが)盛り土や埋め立てをするときには地盤がチキソトロピー流体にならないような配合にしないとダメだと思います。

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