打ち放しコンクリートと光触媒塗料に関するブログです | 株式会社ケミカル・テクノロジーは打ち放しコンクリートと光触媒塗料をご提供致します。

株式会社ケミカル・テクノロジー
機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術
ブログ
2018年12月30日 [光触媒]
赤外線を反射するだけの「遮熱塗料」と違い、「断熱塗料」は熱伝導を抑えなければならないのでちょっと高度です、まだまだ混同しているヒト多いのですが。原理としては周知のごとく「できるだけ空気をたくさん塗膜に取り込むか」に依っています、空気の熱伝導率が一番低いですからね。
熱伝導率
面白いのは空気<プラスチック<水<セラミック<金属の順に熱伝導率が大きくなっています。誰ですか「セラミックは熱を伝えにくい」なんてデマを信じているのは??この事実を踏まえてかつて「最も効率的な断熱塗料を作ってやる!」と意気込んで樹脂と中空プラスチックを合体させた断熱塗料を作りましたが大失敗でした。「ものすごく燃えるので危ない」のですね。
今般はそれに懲りて別の特殊骨材を採用しています。とはいえ多孔質セラミックをこの目的で単純に樹脂に混ぜると吸湿性が出てしまうので水を吸って熱伝導率が上がってしまします。水の熱伝導率はけっこう高いですからね、この現象を抑止するためには塗膜をあくまで高い撥水状態に保たねばなりません。撥水塗膜
この断熱塗料の用途に「降雪屋根への施工」がありますのでとくにこの性能は重要です。また、当然ながら数mmの厚膜を形成させることも断熱効果を得るためには重要ですね。厚膜
ということで多少我田引水表現で僭越ですが、高い断熱機能を降雨、降雪時も維持できる断熱塗料が完成しました。尚、これは東京新建装様からの委託研究ですので弊社の製品ではありません。ご興味のかたや購入希望のかたは該社までご連絡下さい。
蛇足ですが表面を含めて高い撥水性なので吸湿の恐れはありませんが仕上げに光触媒をお勧めします。

2018年12月05日 [光触媒]
今、海辺に建築中の打ち放しコンクリート物件施工のお手伝いをしています。なんともリゾートっぽい雰囲気に化粧打ち放しコンクリートの斬新なデザインがマッチしていますが、これは鉄筋コンクリートの維持管理の観点からは実は究極のミスマッチ!
タイ前景
吸湿性の高い剥きだしのコンクリートには海水(海塩粒子)がどんどん吸い込まれて凄いスピードで塩害が広がります。防止するためには打設後すぐに200μm以上の分厚い防水膜で覆う必要がありますがそれでは化粧打ち放しコンクリ-トのデザイン性が台無しになりますからパターニングの指導もさせていただきました。施工前後の画像をどうぞ・・・タイ施工前タイ施工後蛇足ですがパターン剤はフッ素光触媒系で、これで最終仕上げになる最新型を採用しました。熱帯の過酷な環境で頑張ってくれると確信しています。
余談ながら鉄筋コンクリートは塩害を生じた後の対策がたいへんです。「電解脱塩」と一口に言いますがたとえば100mAもの電流を1日中通電し続けても除去できる塩分は塩化ナトリウム換算で6gしかありません。塩害を起こした後の鉄筋コンクリートはだから現実的な対策としては「塩化物イオンのある環境でも錆びないよう電位調整する」か「鉄筋が錆びる毎にその箇所をモグラたたき的に補修する」しかないのですね。最初の防水処置が肝心です。前者の工法で光触媒が応用できますが詳しくは後ほど・・・

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