打ち放しコンクリートと光触媒塗料に関するブログです | 株式会社ケミカル・テクノロジーは打ち放しコンクリートと光触媒塗料をご提供致します。

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機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術
ブログ
2019年06月21日 [光触媒]
僭越ながら光触媒工業会の防藻部会の委員を仰せつかっているものですので今日も末席を汚してきました。白熱の議論・・・私も含めた皆さんはもう、セルフクリーニングもとい「汚れない」というだけの光触媒の性能PRに限界を感じている証拠でしょうね、汚れて死ぬ人はいませんから。
防藻委員会
ただ正直に言って、光触媒薄膜の微弱な活性酸素発生反応でセルフクリーニング性能以外を謳うのには相当の工夫が必要です。
今日の最終章でも銅・銀の補助機能に注目する議論に流れて、以前からこれに注目してきた私は一層意を強くしました。
日本語の論文を出さなかったので日本では注目されていませんが、実は2年以上前に銅・銀を光触媒とシナジーさせて現実にすごい藻の繁茂部位で「まったく藻が生えなくなった」という実験結果を報告しています。ブルネイの天然ガス精製施設ですが・・・
藻論文
「光触媒&銅・銀粉&もうひとつの重要ファクター」で実現するのですがUBD(ブルネイ大学)に無断で公開すると怒られるのでご興味のかたはご連絡ください。湿潤雰囲気でありながら藻がまったく生えなくなる、しかも人体植生には完全無害な条件を個別にお教えします。・・・部会で紹介されていた有機系防藻剤は人類が次の子孫を残せなくなるほど有害ですので要注意。

2019年06月04日 [光触媒]
塗り替え工事からちょうど20年目の東京ヒルトンホテルです。新宿副都心の中ですが超高層でなおかつ客室からの眺望を損なってはならなかったので足場は窓拭きゴンドラでした。水性アクリルシリコン系塗料で塗り替えましたがローラーが使えないのでスプレー塗装!・・・「よくやるよなぁ、大丈夫か!?」と言われ続けました。ちょうど真向かいに元請けスーパーゼネコン●成建設の本社ビルがあるので見世物としては最高でした。東京ヒルトン
一般にスプレー塗装でも問題がないのは硝化綿ラッカーかフタル酸系のいわゆる「超速乾塗料」だけといわれています。溶剤の揮発性が高いのと塗料樹脂の分子量が大きいことによります。水性塗料も樹脂の分子量は一般に2万以上ありますからその点ではスプレー塗装が可能なのですが溶剤の「水」の揮発性の遅いのが唯一のネックになっています。
スプレーノズル
スプレーのミストを球体とすると粒子径が半分になれば表面積が倍になり乾燥を加速度的に早めることができます。手段としては
1.スプレーガンのノズル径を限界まで小さくする、吐出圧を上げる。
2.塗料を加温して粘度を下げる。
3.成分に●▼■を加えてミストが細かくなる現象を発見。
の3種類の方法を併用して安全に乗り切りました。3番目を知りたい方はご連絡ください。
仕様通りに施工した水性アクリルシリコンは(銘柄におおいに左右されますが)塗り替え後20年を経ても劣化を感じさせない、という点も新たな発見でした。

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