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2018年05月20日 [光触媒]

エポキシ樹脂のトピック2

塗料にしても接着剤にしてもエポキシ樹脂は硬化剤とセットの2成分型で製品化されることが多いですね、そのほうが下地との接着性が更に強くなりますらね。・・・でもエポキシって硬化剤の比率も結構多いなぁ、って気がついたあなたは偉い!
エポキシ接着剤
エポキシ樹脂は一般的に硬化剤(ポリアミド樹脂/ポリアミン樹脂)の比率も高くすることが避けられません。
一般的にエポキシ樹脂はUV光に脆弱なので日光にさらされる上塗り塗料には使えないことは有名ですが、では、日光に当たれば具体的にどう劣化するのか・・・
A.白濁&チョーキングする
B.黄変する
が、思い当たる現象でしょうが、実はBはエポキシ樹脂本来の脆弱性ではなく硬化剤の性質なのですね。硬化剤の比率を多くしないとダメな低分子量エポキシの悲劇です。エポキシ硬化
でも、ここからが私の秘蔵ノウハウの開示なのですが、・・・では「どのくらいのUVカット率が上塗りにあれば下塗りエポキシとして20年くらいの耐候性に耐えうるのか」という問題の答えですが。
350nmのUVで94%以上のカット率が上塗りにあれば20年くらいの耐候性はある!ということが実はわかっています。
これを応用した、遮熱塗料とその仕様の最適化は次のお題にさせてください。
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