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2017年08月06日 [光触媒]

酸化チタンだけではない色々な光触媒

1980年代までこの分野の研究は光触媒ではなく光半導体と言っていました。金属酸化物なら酸化チタンに限らずほぼすべてこれに含まれます。本来の「触媒」の意味に戻るとこちらの表現の方が正しいのですが、まあ、「光触媒」のほうが遥かに用語としては普及しましたので私も染まっています。反応性が最も高いものは!??といえば酸化チタンを上げる人も多いのですが、これはあくまで「太陽光のスペクトルで水を分解させるのに最も適した光触媒」であるだけの話です。・・・たとえば、塗膜を分解する、悪い意味での光触媒反応ではFe2O3(巷ではインディアンレッドで通っています)のほうが激しいという主張もあり色々な見方があります。現にバンドギャップを見てみますとTiO2が3.0eVなのに対してFe2O3は2.2eV、今、可視光反応型で何かと話題の多い酸化タングステンWO3は2.5eVと狭いですから理論的にはうなずけます。
・・・この辺で寝てしまう閲覧者をさけるためのとっておきの話題ですが、要するに無機顔料は全部光触媒で、塗膜を劣化させる因子です。
この濃度を1/2にすると単純に塗膜の寿命は2倍に伸びます。実際は、塗膜への水分の浸入が妨げられるため2倍以上に伸びますが。
つまり
「塗膜の寿命を格段に伸ばしたければ、同種塗料のクリヤーで薄めればよい!」という結論になります。
これが面倒だという方には「着色塗膜の上にクリヤー塗装をしても、ほぼ同様の効果が得られます」とも言えます。クリヤー塗膜には顔料が含まれていないので光触媒反応は起こりませんから。
このブログを閲覧してくれる方々の時間の無駄にならないよう、これからも閲覧者の利益になるアドバイスをできる限り提供しますので、定期的に読み感想をいただけるとありがたいです!酸化還元電位インディアンレッド
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