打ち放しコンクリートと光触媒塗料に関するブログです | 株式会社ケミカル・テクノロジーは打ち放しコンクリートと光触媒塗料をご提供致します。

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機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術
ブログ
2018年06月26日 [光触媒]
佐用02ヶ月以上の外装クリーニング&クリヤー塗布工事が続いた「佐用コンドミニアム」も終盤を迎えました。安藤忠雄経年物件のフッ素(カラー)クリヤー&光触媒仕上げはこの業界では初めての例ではないでしょうか!!?超長期耐久性はこの材料でしか達成できませんね。施主様の好みと工事を担当されたクルコム社に課せられたの「ゴンドラ作業」という制約もあり、今回は(カラー)クリヤー&光触媒が主で、パターン描画はごく一部分だけでしたが、一般的にはこちらの方が不可欠な施工でもあります。佐用1
ただ、経年安藤物件の補修というクルコム社の貴重な機会を最大限に生かすべく、「パターン描画の技巧」の支援を行ってきましたが「免許皆伝」を本日僭越ながらお伝えしました。佐用2化粧打ち放しコンクリートに纏わるあらゆる問題点は「経済的に」解決できますのでお悩みの折にははぜひご連絡下さい。

2018年06月24日 [光触媒]
金属としてのチタンは化学物質や環境変化に強靱ですから工業電解の電極に広く使われてきました。マニアックな分野ですが人類には欠かせない用途です。建築物外装に使うアイデアが生まれてきたのは1980年代後半だったと記憶しています。「1000年耐える屋根材」で両国国技館の屋根に採用されました。・・・壁より下のコンクリートが耐久性100年なのはご愛嬌。
ところが1990年代になりその金属チタンが、「すごく汚れる」という事実を伝えたのが日経アーキテクチュア誌で、舞台は養命酒酒造本社ビル
養命酒記事によると4ヶ月に1度の外装クリーニングが必要とか・・・
あれれ!!バルブメタルである金属チタンの表面には酸化チタンが形成されていて、更に光が当たることでそれが水酸化チタンになる、って話はどうなったのか!!??そもそも水酸化チタンが光触媒の超親水性の原因物質つまりセルフクリーニングの主役ではなかったのか!???と、突き詰めればなかなかミステリーっぽい展開になりますので
金属チタン
退屈な話が長くなります。面白いケーススタディも交えて順次紹介させていただきますが、今回の結論としては「セルフクリーニングとして有名な酸化チタンとは逆に、金属チタンはかえって汚れやすい・・・原因はよくわかっていない」ということになります。

2018年06月17日 [光触媒]
現代の日本ではステンレス鋼が剥きだしで使う金属の代表ですね、私もユニバーサルスタジオの切符売り場庇のステンレス幕板への試験施工に立ち会ったことがありました。ステンレス鋼は鉄とクロム、ニッケルの合金で非常に錆びにくいことは皆さんご存じですよね・・・でも、その代わりすごく撥水性が高い!ステンレスこれは左側だけ光触媒をコーティングしたステンレスのトレーに水を吹きかけた例ですが、きれいな撥水性になっています、右側を見てください。
金属って、表面はすべて自然に生成した酸化物で覆われて、ある程度親水性になっているというイメージがありますが、現実はこんなものです。凄い撥水性!だからたとえばステンレスのフライパンにはフッ素コーティングをする必要があるのかないのか・・・・だから逆に言うとステンレスの建材はそのままだと汚れやすいのですね!
じゃあ、一般的な建材用金属であるアルミはどうなのか!??
アルミアルミもけっこう撥水性ですよね!!・・・ただ、アルミは耐食性をアップさせるために、そのまま金属生地で建材に使われることはまずありません。
金属建材とどう付きあうべきか、はまた長いストーリーになりますが、読者が退屈しますので今日はここらで

2018年06月10日 [光触媒]
金属に何のコーティングも施さず、外装に採用する例は日本人にはステンレスと銅しかなじみがないですがブルネイでは正真正銘の金を使っています。この国王肝いりの有名なモスクのミナレット屋根は金蒸着タイルで外装を施されています。金は安定な貴金属で変褪色には強靱ですが、汚れやすいのが最大の欠点でしょうか、光触媒の出番です。藤原清衡や足利義満も屋根に金を使ってくれていたらこれがもっと早く認識できたとか・・・ニューモスク2
これが仕上がり。遠くから見ると平滑な金色ですが至近距離で観察するとタイル目地がわかります。このタイル目地も相まって汚れやすいのですがNFE2の優れた耐水性、耐光性、セルフクリーニング機能&防カビ機能で今後超長期間の美観維持が可能になりました。
ニューモスク1
日本でのNFE2の展開は当社ですが、ASEANではブルネイ法人のSCTが担っております、成分&性能はまったく同じです。鍵となる高い耐水性は樹脂成分の米国Chemours社(旧デュポン社)製Nafionに依っています。比肩すべき相当樹脂はまだ世界にありません。
・・・しかし日本人の美的感覚からはキンキラキンの金張り屋根は親しみが持てませんね。銅の酸化膜がほどよく形成された緑青色に安らぎを覚える人が大半ではないでしょうか。天満宮
ミルテックジャパン社と共同で「酸化した銅の外装を新品に蘇生させる」試薬の開発を進めていまして、博多駅前の黒田武士像台座の一部に試験施工しましたが・・・ありゃりゃあ、私は緑青色のほうが好きだなぁ。
台座
金属そのままはけっこう汚れる、というお話は次回に。

2018年06月03日 [光触媒]
シーズンを迎え遮熱塗料の話題も喧しいですが、僭越ながらちょっと助言したいポイントがあります。遮熱塗料の仕様では、どのメーカーもエポキシ下塗りは下地との接着性を向上させるための添え物的な扱いですね、膜厚の厳密さもあまり問われていません・・・
各社仕様
しかし、エポキシは化学的安定性や硬化収縮の少なさに優れ決して添え物的な地位の樹脂ではありません。市販の接着剤の大半がエポキシ系であるのがそれを証明しています。
記述のようにUVには弱いのですがIRにはびくともしませんから、これでIRを反射させる厚膜を作るのが理論上はベストな仕様ですね、イラスト的には・・・
光線反射
IRは波長が長い分、塗膜の透過性も高いですから、効率よく反射させるためには合計100ミクロン以上の乾燥膜厚が好ましいです。その一部というか、過半をエポキシ下塗りに負わせるのは、理論的な効率以外に経済的にも適した手法だと思います。

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